【トップダウンとボトムアップ】戦略は誰が、どのようにつくるのか?
1960年代、70年代の経営戦略論の主流は「戦略は、経営トップ、またはトップに近いスタッフが、現場から離れて分析を重視して、形式的に作る」というスタイルである。これは、経営学の出発点になったTaylor,F.W. (2006) の 『科学的管理法』に依拠している。彼は、現場とトップを切り離し、仕事の方法はすべてトップが考えて、現場は機械のように忠実に従うことを求めた。 それに対し、戦略形成のプロセスは複雑で、現場と離れてデータ分析を重視しても有効な戦略は生まれない、ま た現場が分析・立案に参加しない戦略は実行されにくい、という新しい戦略論が出てきた。これは日本の経営を研 究した結果生まれたもので、日本的経営の特長を表している。分析型トップダウンに対してエマージェント(創発)型 ボトムアップである。
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